Saoriです(@saori_chris_)。
南アフリカのビザ申請には必要な書類がたくさんあり、集めるのに一苦労です。
今回は、私が学生ビザを取得した時の情報をシェアしたいと思います。
私が申請した当時の情報です。これから申請する方は、大使館で最新の情報を問い合わせて下さい!
もくじ
ビザ申請にかかる期間は?
申請からビザ発行まで約14営業日かかります(大使館情報)。
再提出になる可能性も考慮して、余裕を持って準備を進めてください。
不明な点は大使館へ問い合わせる
書類に一つでも不備があると、再提出になります(経験者←)。
不明な点があれば、大使館に問い合わせるのをおすすめします。
英語、日本語のどちらも対応可です。メールの返信は数日後にはきました。
- 大使館のホームページは最新ではないです(なんでやねん)。
- 電話での問い合わせの対応はやっていない模様です。
申請方法と場所
ビザの申請は、申請者本人が南アフリカ共和国大使館で行います。
雑居ビル(半蔵門ファーストビル)の4階にあります。ビザは領事部で発行してもらいます。
- 出発予定日の2ヶ月前から申請可能です。
- 事前のアポイントメントは不要です。
南アフリカ共和国大使館
〒102-0083 東京都千代田区麹町1-4 半蔵門ファーストビル4階
Email: visa@dirco.gov.za (日本語/英語 対応可)
電話:03-3265-3366、3265-3369
領事部: 月曜日、水曜日、木曜日
開館時間: 10:00-12:30
気をつけたいのは、領事部があいている曜日と時間帯が決まっていることです。
また、日本の祝日と南アの祝日はどちらも休館日になります。
必要な書類
以下が学生ビザ申請に必要な書類です。
アプリケーションフォームと健康証明書、レントゲン検査の証明書は、大使館に問い合わせて所定のフォームを送っていただきました。
南アフリカの学生ビザ申請に必要な書類 (2019年3月 申請時)
- アプリケーションフォーム *指定のフォーム(DHA-1738)
- パスポート(有効期限をチェック)
- パスポートサイズの写真 2枚
- 銀行口座3ヶ月分の取引証明書(英訳)
- 犯罪経歴証明書
- 奨学金の証明書 *あれば
- 黄熱病ワクチンの証明書(コピー可) *必須ではないです。
- 航空券 e-ticket
- 健康証明書(Medical certificate) *指定のフォーム
- レントゲン検査 証明書 (Radiological Report) *指定のフォーム
- 合格通知書/ 研究室の先生からのレター (コピー可)
- 留学生を扱っている大学オフィスからのレター (コピー可)
- 滞在先の証明書 (コピー可)
- 留学中の医療保険(medical aid)加入証明書 (コピー可)
- 両親からのレター (成人でも必須; コピー可)
- 返信用レターパック 510円 (ビザ発行後にパスポートを郵送で返却してもらいたい場合)
-
申請費用 (手数料) 4300円
再提出にならないための気をつけたいポイント
学生ビザに関する補足説明です。
私のように再提出にないよう、重要ポイントも含めて書きました。
アプリケーションフォーム: 大使館から所定のフォームをもらいます。私はPDF上にパソコンで入力し、印刷したものを提出しました。顔写真を貼る箇所が1枚目にありましたが、貼らずに写真2枚(パスポートサイズ)を提出しました。8枚目以降から、書類のチェックリストになっているかと思います。書類を添付したら”YES”にチェクマーク、自分には必要ない書類の場合は”NO”にチャックマークをつけ、そのすぐ下に”N/A”と記入します(提出した時に指摘されました)。N/Aはnot applicable(該当なし)という意味です。
銀行口座3ヶ月分の取引証明書: 銀行口座の取引詳細をウェブからダウンロードし、PDF上で英訳を自分でつけました。残高は滞在に必要な資金が十分あれば良いようです(決まった金額はないです)。
犯罪経歴証明書:警察本部で無料で発行してもらえます。18歳以上で1年間以上滞在してた国からも証明書の発行が必要です。
奨学金の証明書: 私はありがたいことに、留学をサポートしていただけることになったので、奨学生であることを証明する書類を提出しました。
黄熱病ワクチンの証明書: 提出が必要である場合と、そうでない場合があります。私は高校生で南アフリカに行く時にワクチンを接種したので、イエローカード(証明書)を既にもっていました(黄熱病ワクチンは生涯有効です)。
航空券: 博士課程は卒業までに3-4年かかるので、片道だけチケットを購入しました。アプリケーショーンフォームに「帰りのチケットは留学が終了したら買います。その分のお金は奨学金で払う予定です」といった内容を書いておきました。
健康証明書/レントゲン検査: 所定のフォームを大使館から受け取ったら、病院でチェックアップを受け、記入してもらいます。病院のスタンプがないと再提出になります。医師のサインだけではだめでした(オリジナルだと証明できないので)。
留学生を扱うオフィスからのレター: いわゆる”Undertaking letter”です。大学が責任をもってこの留学生の管理をしますという趣旨のレターが必要です。UCTの場合はIAPOに連絡して、レターをもらってください。私はこれの存在を知らなくて(ネットで誰も書いていなかったという言い訳)、提出しなかったらダメでした。IAPOは対応が遅いので、早めに依頼することをおすすめします。
滞在先の証明書: 留学中に住む場所を早めに決めて、大家さんや管理人からのレターをもらうのが無難かと思います。私の場合は、南ア人のパートナーのアパートに住まわせてもらう予定だったので、彼に滞在を許可するレターを書いてもらいました。
医療保険(medical aid)加入証明書: 決まった保険会社があるわけではないです。私は南アフリカに長く滞在する予定だったので、色々と特典があるDiscoveryに加入しました(ただちょっと高い)。他にも手頃で簡単に加入できるのがあるかと思います。
両親からのレター: 私はこれを用意しなかったため、再提出になりました。奨学金もゲットした、医療保険にも加入した、なにより成人(24歳)での留学だったので両親からのレターがいるとは思ってなかったです(苦笑)。大使館によると「留学の期間中、(留学者)が医療保険でカバーされていることを両親が保証して下さい」とのことです。これに関してはフォーマットはないです。書類を自分で作成しました。レターの最後には両親の(*2人ともの)署名が必要です。また、両親の身分証明書(パスポート等)のコピーも必須です。
返信用レターパック(510円): ビザ発行が完了したら、パスポートを郵送で返却してもらうことも可能です。その場合は、自分の名前と住所の部分を記入し、書類とともに提出して下さい。
申請費用 (手数料): 大使館でビザ申請に必要な書類を提出したら、近くの銀行ATMで振り込むように指示されます。振込が済んだら、振込明細書を持って再び大使館に行き、提出します。
色々と書類不足のため、再提出になったSaori氏。
当時は熊本に住んでいて遠かったためか、「再提出は郵送で結構です」と言われました。
添え状と追加の書類を含めて、レターパックでいざ再提出。
2度目の提出で受理してもらいました (予め、レターパックを送ったので何卒よろしくお願いいたしますという内容のメールも送っておきました)。
大使館から電話がかかってきて、指示に従って近くの銀行ATMで手数料を支払い、明細書のコピーをメールで送りました。
2019年の3月7日に郵送で再提出し、手元にパスポートが戻ってきたのが3月16日でした。
そのほかの気をつけたい点
領事部は遅い時間に行くと結構待たされます。
待ちたくない人は開館時間よりも早めに着くことをおすすめします。
また、ビザを申請する場所では携帯の使用が禁止されています。
時間潰しのためのアイテムを持っていけばよかったと後悔しました。
まとめ
今回は南アフリカ共和国の学生ビザ取得について書きました。
- 書類集めに時間がかかるので、早めにとりかかるのがベスト。
- 所定のフォームと最新情報は大使館に問い合わせましょう。
- ビザを申請できる曜日と時間帯が決まっています。
4月から南アに語学留学予定の者です。
レターというものがよくわかりません。Wordなどで英語で自ら作成したものを印刷して持っていけば良いのでしょうか?
よろしければ教えてください。
こんにちは。おっしゃる通り、自分で作成した書類に両親のサインをもらい、大使館に提出しました。
ありがとうございます。