国際恋愛

[国際恋愛] ダーリンは南アフリカ人 ー 同級生編 ー

Saoriです(@saori_chris_)。

私のアフリカ留学を側で支えてくれている南アフリカ人の彼。高校生の同級生で、かれこれ8年半以上の付き合いになります。

彼と出会ってから今まで

  • 2010年 5月 南アフリカの高校へ入学(編入)。同級生の彼と出会う。
  • 2011年 2月 付き合い始める。
  • 2012月 12月 高校卒業。日本と南アフリカで遠距離に
  • 2019年 5月 南アフリカで留学開始。遠距離終了。

前回は、彼と付き合うまでの馴れ初めについて書きました。

[国際恋愛] ダーリンは南アフリカ人 ー 馴れ初め編 ーSaoriです(@saori_chris_)。 私のアフリカ留学をそばで支えてくれているのが、南アフリカ人の彼です。国際遠距離を含...

今回は、彼と過ごした高校生活について書きたいと思います。付き合ってから遠距離になるまでの約1年10ヶ月間の話です。

南アフリカで高校生活

私は南アフリカの現地私立高校で約3年間過ごしていました。

「○年○組」のような授業を一緒に受けるクラスはなく、「必須科目+選択科目」によって時間割が組まれていました。大学のように、教科ごとに教室を移動していました。

Saori
Saori
いくつかの授業は彼と被っていて、よく隣同士で座っていました

Ishkar (彼)
Ishkar (彼)
先生に見つからないようコソッと手を繋いでたなあ…

タイムリミット付きの恋愛

Hourglass Free Photo

同級生だった彼と付き合い始めたのは、高校2年生(グレード11)の頃でした。

[国際恋愛] ダーリンは南アフリカ人 ー 馴れ初め編 ーSaoriです(@saori_chris_)。 私のアフリカ留学をそばで支えてくれているのが、南アフリカ人の彼です。国際遠距離を含...

私は高校を卒業したら日本へ帰国する予定で来ていました。一緒に過ごせる時間も最初から限られていました。

タイムリミット付きの恋愛。彼と一緒にいれる時間の全てが貴重でした。

デートは親の許可が必要

Man using phone while driving Premium Photo

南アフリカは車での移動が基本。車の運転は18歳からです。

まだ高校生だった私たちは、デートの場所まで親に送り迎えしてもらう必要がありました。

そう。親に内緒でデートができないんです!!

デートスポットが少ないダーバンでは「近くのモールで映画を観る」か、「お互いの家に遊びに行く」かの2択でした。

どちらにせよ、親の予定が合わないと会えないという面倒なシステム。学校も車での送り迎えなので、一緒に寄り道して帰ることができませんでした。

彼の両親の反応は?

彼はインド系南アフリカ人。何世代か前にインドから移り住んできた人種です。

彼も、彼の両親も南アフリカ生まれ。インドに行ったことがなく、ヒンディー語もほとんど話せません。母国語は英語で、家での会話は全て英語です。

インド人(ヒンズー教)の家庭は保守的。子供の恋愛にも厳しいと言われています。特に女の子の場合は、相手やデートの頻度を管理/制限されることもあるそうです。

彼は日本人と付き合っている事に対して親がどう反応するか分からず、しばらく私の存在を隠していました。また、「恋愛 = 真面目に勉強してない」と思われるのも怖かったそうです。

Ishkar (彼)
Ishkar (彼)
Saoriとモールへ遊びに行く時は、“友達と遊ぶ”と誤魔化していました。

彼の親に紹介されたのは、付き合って半年近く経ってからでした。

会ってみると予想外に歓迎されました。同じ学校に通っていた妹弟も、校内で会う度にハグしてくれたり、手を振ってくれましたね。

家に遊びに行くようになったのは、しばらく付き合ってから。彼のお家ではよくインド料理をご馳走になりました。

Saori
Saori
初めて会った時から彼の家族にはとても良くしてもらっていて、非常にありがたいです。

の両親は複雑な心境…

私の母親にはよく彼の話をしていました。付き合ったこともすぐ伝えていました。

私の家族も、彼を家に招待してご飯を振舞ったり、仕事帰りの父親も含めてレストランで外食していました。

彼は性格も良い人ですし、私の学校生活のサポートをしてくれていたので、両親はとても感謝していたと思います。

しかし、私たちが順調に付き合っていくと、「このまま付き合って結婚するのは反対」と言われ始めました。

「親からの理解が得られない」という国際恋愛の典型的な壁です。

Saori
Saori
好きで付き合っているのに、親に反対されて辛かったです。

「study friendのままでいいじゃん」、「他に良い人いるよ」、「国際結婚で生まれる子供は周りの環境に合わせるのが大変、いじめられる」等…

「別れた方がいい」というニュアンスの言葉を色々と言われました。

悲しかったですが、私が親の立場だったら、同じように難色を示したかなと思います。子供の将来を思うが故の反対。一人娘が離れていく寂しさ。そうした両親の複雑な心境も理解できました。

「でも、どうしても別れたくない!」自分の気持ちと、親の言葉の間でずっと揺れ動いていました。

ずっと反対していた両親ですが、今では理解を示してくれています。というか、「私の意思が強すぎて諦めた」が正しいのかも…!?(笑)

長い遠距離の始まり

Love concept represented by hands extended to each other Free Photo

彼との楽しい高校生活はあっという間に過ぎてしまいました。

私は日本の大学進学のため帰国。彼は南アフリカの大学へ進学しました。

南アフリカを離れる前日、二人でこれからどうするか話し合いました。何も将来のビジョンはありませんでしたが、どうしても「別れる」という選択ができませんでした。

「年に1回はお互いに会いに行こう。」

そう約束して、6年半にわたる国際遠距離が始まりました。

まとめ

いずれ遠距離になることを承知で付き合い始めた関係。色々と試練を乗り越えて、今があると思っています。

ちょっぴり切ない遠距離の話は、別の記事に書きたいと思います。

Saori
Saori
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

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